若い社員が働きやすい環境づくり
弊社は若い従業員が多く、社員の平均年齢は29歳(2018年9月現在)です。
業界内で弊社ほど平均年齢が低い会社は少ないですが、
弊社では若い従業員が働きやすい環境づくりや、
十分な技術を身につけられるような教育制度を整えております。
今後の展望
父が創業したこの会社を発展させること、そしてリーダーとして社員とその家族を守っていくことが私の使命だと思っています。私は営業、現場の工程管理、会社全体のマネジメントなどをしています。
私の役割は社員が仕事をしやすいようサポートし、社内の風通しを良くすることだと考えます。
社員の意見を平等に聞き、話し合い、個人の意志を尊重しつつバランスを取って判断をするよう心がけています。話し合いをすることで目標が明確になり、結束力も強くなります。
コミュニケーションがとれていれば結果にも良い影響を与えます。
管理・指導する立場となり、客観的に物事を見ることができるようになりました。
私自身も日々、社員から色々なことを学ばせてもらっています。
自信とプライドを持って仕事に臨む
あるの冬の話ですが、悪天候で北海道の大動脈部分の電線が切れたことがありました。
1箇所切れても他の電線がカバーし、すぐ停電にはなることはありませんが、そのまま時間が経過すると各電線の負担が増え停電に至る可能性が高まります。
冬の北海道で停電になれば何百万人もの生命が危険にさらされるといっても過言ではありません。
“ラインマン”としてそんな状況を一瞬たりとも作らないという信念を持って仕事に臨みました。
現場は雪上車で約2時間の山の奥深くにありました。寒さと高さという極限状態での作業でしたが、普段から、『日本の電力網は自分達が守っている』というプライドを持って働いているからこそ、停電になることなく無事やり遂げることができたと思います。
一般的には3日程度かかる作業内容でしたが、ベテランの技術力と若手のスピード感を活かし、工程を工夫して今回は2日間で復旧することができました。
そういった仕事が認められ、平成25年4月1日に元請様から『30万時間無災害』の表彰を頂き、日本中どこに行っても負けないという自信にも繋がりました。
謙虚な気持ちと感謝を胸に
私が高校生の時に先代の社長である父が他界し、当時経理をしていた母が社長に就任し、その後2018年に私が代表取締役を引き継がせて頂き、母は会長に就任しました。
母は経理の面はもちろん、社内状況の把握、現場に対する理解、そして何より女性ならではのきめ細やかな心遣いができる会長です。
会長は社員に対して社員教育というよりは“子育て”をするような感覚で接しているので、会社はひとつの“大家族”のようです。若い社員たちのお母さん的存在でもあるので何でも相談でき、アットホームな雰囲気になっています。
ただ、怒らせたら一番怖い存在であることも間違いありません(笑)
2016年に当社は創業30周年を迎えました。
これもひとえに皆様のご支援があってこそと、心から感謝しております。
社長が築いたアットホームな雰囲気を守りながら、社内研修などを通して知識・技術を更に高め、経験と実績を積み、今まで以上にお客様に求められる会社づくりをすることを私の使命として日々努力してまいります。